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第2回の放射線量マップ作成
2012年(平成24年)2月2日
伊達市長
仁志田昇司
昨年の8月に、伊達市全体の放射線マップを初めて作成しましたが、4カ月毎に作成する方針に従い、12月に第2回の一斉測定を行い、このほど完成しましたので市民の皆さんに配布いたしました。
放射線量は全体には下がりつつありますが、一部上がっている地点もあり、山林の除染が進んでいないことや、雨水などが貯まり易い地形によるものではないかと思われます。
測定に当たっては、職員が1キロメートル(市街地は500メートル)四方当たり(メッシュ)2点を測定し高い値を採用、総計738の測定地点を基に作成したものです。測定結果を基に、今後の除染実施計画を策定中ですが、市全体の傾向はつかめるものの、実際の除染という点では、実は不十分です。実際の除染に当たっては、もっと細かい線量測定を行う必要がありますし、農地については、放射能が存在していてもセシウムを吸い上げない安全な米を生産するため、田1枚ごとにセシウム量を把握することにしており、既に産業部で取り組んでいます。
生活圏については、雨どいや庭木の下、芝生など、いわゆるミニホットスポットを見つけるため細かく測定する必要があります。また、室内については、外の除染によって線量が減少したかどうかを知るため、各部屋ごとに細かく、かつ何回も測定する必要があります。このような測定は、当該住宅の住人によって測定するしかないところですので、支援センターの指導などを受けながら、是非、市民自らの手によってお願いしたいと思います。
それに基づき自分で除染に取り組んだ結果、どのように改善されたかなどを連絡していただければ、市内の細かい線量と市民協働で取り組む除染の進捗状態を共有することができ、今後の除染の必要性や方法の検討、除染の効果など、市全体の除染計画を具体的に進めることが出来ます。そのため、近く市から、ご自分の住居や町内各所を測定する際に書き込んで支援センターに提出していただくための書式を定めて配付いたしますので、ご協力いただきたいと思います。
除染に当たっては、やみくもにとりかかるのではなく、まず放射線の分布状況を正確に把握することが大事であることを、改めて思い起こしてください。保原町工業団地では会員企業各社が一丸となって除染に取り組むこととしていますが、まず最初に取り組むことは工業団地内の線量マップを作成することで、30メートルメッシュで線量を測り、それをスマートフォン(多機能携帯電話)などのデジカメで撮影してデータセンターに送り、線量を自動で地図に落とし込むというものです。さすがは技術の工業団地の取り組みです。この方法がうまく行ったら、市全体としても取り組んだらどうかと思っているところです。
ともあれ、市民の健康を守ることや安全な米を作るための除染は、放射能対策の基本です。そして、そのまた基本は放射能の測定です。放射能の分布実態を知らずして、除染はありえないのですから、線量測定にご協力、よろしくお願いいたします。
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